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あるIPが日本ネイティブIPかどうかは、whoisの登録情報(RIRと国)、そのIPを広報しているASN(ネットワーク)、主要な位置情報データベースが示す国・都市の3点が一致するかで判断します。3点がすべて日本を指し(多くはAPNIC/JPNIC登録、日本のネットワークから広報、東京など日本の都市に位置)、国内からの遅延も妥当であれば、日本ネイティブIPと考えてよいでしょう。登録国が海外なのにデータベース上は日本と表示される場合、ブロードキャストIPの可能性が高いです。
country: JP と表示されることが一般的です。NTT(OCN)やKDDI(au)は国内キャリアネットワークの代表例です。ネイティブIP:日本で運用されるネットワークが保有し、登録国が日本で、日本のネットワークから広報され、実際に日本で使われているIPです。
ブロードキャストIP:もともと他国(ARINやRIPE NCCなど)で登録されたIPブロックを、日本のデータセンターからBGPで広報し、その後GeoIPの位置情報を修正したものです。利用地は日本でも、whoisは他国を指し、データベース間で結果が食い違うこともあります。
| 項目 | 日本ネイティブIP | ブロードキャストIP |
|---|---|---|
| whois登録機関 | APNIC / JPNIC | ARIN、RIPE NCCなどが多い |
| whois country | JP | US、GB、NLなどが多い |
| 広報ASN | 国内キャリア、または日本で運用されるネットワーク | 登録者と異なる場合あり |
| 各DBの位置 | 一貫して日本 | 「A社は日本、B社は米国」など分かれやすい |
| プラットフォームでの判定リスク | 比較的低い | 非国内IPと判定されやすい |
なお、ネイティブ=住宅IPではありません。東京のデータセンターにある日本登録のIPも日本ネイティブIPであり、種別がhostingとされるだけです。家庭用回線IPは通常ISPまたはresidentialと表示されます。
Linux / macOSのターミナルで実行します(x.x.x.x を対象IPに置き換え)。
whois x.x.x.x
確認するポイント:
source / remarks:APNICやJPNICかcountry:JP かnetname、descr、org:保有者は国内キャリアか、海外企業かinetnum:IP範囲。大きな国内ブロックの一部かどうかの判断材料になります「日本IP」を購入したのに country がUSなどの場合は、ブロードキャストIPかどうかを詳しく確認しましょう。
curl -s https://ipinfo.io/x.x.x.x/json
org に ASxxxx 会社名 の形式で表示されます。そのASNをbgp.he.netやbgp.toolsで調べると、登録国、広報しているプレフィックス、上流ネットワークがわかります。国内の代表的なネットワークにはNTT(OCN)やKDDI(au)があります。
最もきれいなのは whoisの国 = ASNの国 = 日本 のケースです。
プラットフォームごとに使うGeoIPデータベースが違うため、1サイトだけでは不十分です。最低3つを比べましょう。
| データベース / ツール | 調べ方 | 確認項目 |
|---|---|---|
| ipinfo | curl ipinfo.io/x.x.x.x |
country、city、org |
| MaxMind(GeoIP2/GeoLite2) | 公式デモ、またはローカルDBに mmdblookup |
国、都市 |
| ip-api | curl "http://ip-api.com/json/x.x.x.x?fields=country,city,isp,as,hosting,proxy,mobile" |
country、hosting、proxy |
サーバー自身の送信元IPを調べる場合:
curl -s https://ipinfo.io/json
3社ともJapan / Tokyoなら一貫性は良好です。食い違う場合は、まずデータベースの反映遅れを疑い、そのうえでブロードキャストIPを検討します。
ip-apiの hosting が true ならデータセンター/ホスティングIP、proxy が true ならプロキシやVPNと判定されています。ipinfoの有料項目や一部の外部チェッカーでも、isp・hosting・businessなどの種別が表示されます。
逆引き(PTR)も確認しましょう。
dig -x x.x.x.x +short
PTRにvps、server、cloudなどが含まれていればデータセンターIPであることが多く、家庭用回線IPはキャリア独自のドメイン形式が一般的です。より詳しい種別判定は、末尾の関連記事にあるIMIDCナレッジベースを参照してください。
whois:countryがJP、sourceがAPNIC/JPNICかcurl ipinfo.io:ASNとキャリアwhoisの登録国、広報ASN、複数のGeoIPデータベースがすべて日本を指しているかを確認します。一致していて国内からの遅延も妥当なら、日本ネイティブIPと考えて差し支えありません。
主な原因は2つです。米国登録のブロードキャストIPであるか、割り当て直後でデータベースが未更新であるか。まずwhoisで登録国を確認し、JPであれば反映遅れの可能性が高く、ipinfoやMaxMindなどに修正を申請できるのが一般的です。
用途次第です。Webサイト、ローカルSEO、アプリ運用ならデータセンターのネイティブIPで安定性とコストのバランスが取れます。ショップ運営で独立した環境を用意し異常ログインのリスクを下げたいなど、より国内ユーザーに近いネットワーク環境が必要なら、家庭用回線IPやISP IPを検討し、各プラットフォームの規約を守って利用してください。
必ずしもそうではありません。プラットフォームはIP種別や履歴などを総合的に判断し、ポリシーも変わります。IP受け取り後に実測するか、注文前にサポートへテストを依頼してください。
対象プラットフォームが実際に使っているデータベースを基準にします。判断がつかない場合は、whoisの登録情報と多数のデータベースの一致した結果を参考にしましょう。
日本ネイティブIPの確認は難しくありません。whoisで登録、ASNで広報元、複数DBで位置を照合し、最後にIP種別と国内からの遅延を確認します。東京のサーバーを検討中なら、IMIDC 日本VPS(ネイティブIP)をご覧ください。東京データセンター、中国本土向けCN2最適化回線、日本ネイティブIP標準、家庭用回線IP・住宅IP・ISP IPを選択可能、月額$28から(最新価格は公式サイトをご確認ください)、自動開通、ICP届出不要、24時間365日サポートに対応しています。まとまった日本IP(/24から、APNICおよびNTT(OCN)、KDDI(au)など国内ネットワーク由来)が必要なチームは、IMIDC 日本IPレンタル(ネイティブIP・住宅IP・ISP IP)もご覧ください。