はじめに

IMIDC専用サーバーコントロールパネルガイド:電源操作・VNCコンソール・レスキューモード・パスワードリセット・再インストール・トラフィック

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目次

IMIDCの専用サーバーには、クライアントエリアにセルフサービスのコントロールパネルが付属しています。1つの画面から、サーバーの電源オン・オフ、ネットワークが停止していても使えるブラウザコンソールの起動、レスキューシステムの起動、システムパスワードのリセット、OSの再インストール、リアルタイムのトラフィック確認が行えます。本ガイドでは、画面の各エリアと各ボタンの役割、使うべき場面を順に解説します。

電源操作、レスキュー、パスワードリセット、再インストールは、アウトオブバンド管理を通じて物理サーバーに直接作用します。いずれも実行前に確認が求められます。再インストールはすべてのディスクを消去し、パスワードリセットやレスキュー起動ではサーバーが再起動するため、作業前に必ずデータを保存してください。

パネルの場所

  1. IMIDCクライアントエリアにログインします。
  2. Services → My Services(サービス一覧)を開き、対象の専用サーバーをクリックします。
  3. 製品カードの下にコントロールパネルが表示されます。製品カードには有効期限、料金、Renew・Invoices・Ticketsの各ボタンが表示されています。

パネルは5つのエリアで構成されています。操作ボタンが並ぶ濃い青色のHardware(ハードウェア)カード、Login Details(ログイン情報)、Bandwidth & Traffic(帯域とトラフィック)、IP Addresses(IPアドレス)、そして最下部にトラフィックグラフと実行中タスクを表示するServer details(サーバー詳細)です。

Hardwareカード:IP、状態、スペック

左上にはサーバーIDとプライマリIPが表示されます(コピーアイコンでIPをコピーできます)。その下にCPU、メモリ、ディスクの構成が表示されます。右側のステータス表示はRunning(稼働中)、Powered off(電源オフ)、Status unknown(状態不明)のいずれかで、更新アイコンをクリックすると電源状態を再取得します。

電源オン・電源オフ・再起動

  • Power On(電源オン)は、停止しているサーバーを起動します。
  • Power Off(電源オフ)は、電源ボタンを長押しした場合と同じように電源を遮断します。実行中のサービスは即座に停止し、保存されていないデータが失われる可能性があるため、可能な場合はまずOS内からシャットダウンしてください(Linuxではshutdown -h now)。
  • Reboot(再起動)はハードリセットです。サーバーがフリーズしてログインできない場合に使用します。ログインできる場合は、OSからrebootを実行する方が安全です。

電源操作の後は1分ほど待ってから、ステータス表示の更新アイコンをクリックしてください。再インストールやレスキューのタスク実行中は、電源操作を行わないでください。

VNCコンソール

右上のVNC Console(VNCコンソール)ボタンをクリックすると、サーバーの画面がブラウザで開きます。サーバーのネットワーク、SSH、RDPに依存しないため、次のような場面で役立ちます。

  • ファイアウォールやSSHポートを変更して、自分自身を締め出してしまった。
  • 設定変更後にネットワーク構成が壊れた(IP、ゲートウェイ、Proxmoxホストのブリッジの設定ミスなど)。
  • 起動エラー、ファイルシステムチェック、GRUBプロンプトでサーバーが止まっている。

コンソールは新しいウィンドウで開くため、何も表示されない場合はimidc.comのポップアップを許可してください。Login Detailsに表示されているシステムユーザーとパスワードでログインします。

レスキューモード

Rescue Mode(レスキューモード)は、ディスクではなくネットワークから起動する小さなシステムでサーバーを再起動します。LinuxまたはWindowsを選択して確定します。インストール済みのシステムが起動しない場合や、再インストール前にデータを退避したい場合に使用します。進捗はServer details → Current Task(現在のタスク)で確認でき、レスキューシステムでの作業はVNCコンソールから行います。作業が終わったら、Current TaskのExit Rescue(レスキュー終了)をクリックすると、再びディスクから起動します。

ディスクのマウントからGRUBの修復まで、レスキューシステム内での具体的な手順はレスキューモードで起動しないサーバーを修復する方法で詳しく解説しています。

パスワードリセット

Reset Password(パスワードリセット)は、OSアカウントに新しいパスワードを設定します。新しいパスワードを入力するかGenerate(生成)をクリックし、必要に応じてユーザー名を入力して(空欄の場合はデフォルトの管理者アカウント)、確定します。反映のためにサーバーが再起動する場合があります。長くランダムなパスワードを使用し、パスワードマネージャーで保管してください。Linuxサーバーであれば、SSH鍵ログインの設定の手順で鍵認証に切り替えるとさらに安全です。

OSの再インストール

Reinstall OS(OS再インストール)は、イメージ一覧から新しいシステムをインストールします。

  1. OSとインストールテンプレートを選択します。
  2. ブートモードとパーティション構成を選択します。ほとんどの場合はデフォルトのパーティション構成で問題ありません。
  3. 新しいシステムパスワードを生成または入力します。
  4. 警告を確認して確定します。
再インストールを行うと、すべてのディスク上のデータが消去され、元に戻すことはできません。必ず事前にバックアップを取ってください。方法はLinuxサーバーのバックアップで複数紹介しています。イメージ一覧が空の場合や必要なOSがない場合は、チケットでお問い合わせいただければ、追加またはインストールを代行します。

進捗はCurrent Taskに現在のステップとパーセンテージで表示されます。誤って再インストールを開始した場合は、実行中にStop Task(タスク停止)をクリックしてください。ディスク起動に戻してサーバーを再起動します。

ログイン情報

このカードには、プライマリIP、システムユーザー名、パスワード(Showをクリックするまで非表示)、リモートポートが、それぞれコピーボタン付きで表示されます。その下には、Linuxならssh [email protected] -p 22、WindowsならRDPアドレスといった接続コマンドが用意されており、そのままターミナルに貼り付けて使えます。初めての方はSSHでのログイン方法またはリモートデスクトップでの接続方法をご覧ください。

パネルに表示されるのは、納品時に設定されたパスワード、またはパネルから最後にリセットしたパスワードです。OS内でパスワードを変更した場合、パネルには反映されません。

帯域とトラフィック

  • Live inbound / Live outbound(リアルタイム受信・送信):スイッチポートから取得した現在のトラフィック速度で、30秒ごとに更新されます。緑のドットは値がリアルタイムであることを示します。No live dataと表示される場合は、直近5分間にスイッチからサンプルが報告されていないことを意味します。
  • Purchased bandwidth(契約帯域):サーバーに設定されている受信・送信のポート帯域です。
  • Traffic this cycle(今期のトラフィック):現在の請求サイクルで使用したデータ量です。クリックするとトラフィックグラフに移動します。
  • Current Task:Idle(待機中)または実行中のタスクが表示されます。クリックすると詳細を確認できます。

IPアドレス

サーバーのすべてのIPv4アドレスがサブネットごとにまとめて表示されます。各行にはサブネット、含まれるIP数、そのサブネットの全IPを1行1つずつコピーするCopy(コピー)ボタンがあります。プライマリIPを含むサブネットは先頭にラベル付きで表示されます。Expand(展開)で個々のアドレスを表示し、Copy all IPs(全IPをコピー)ですべてを一度にコピーできます。複数の/24ブロックを持つサイトクラスター用サーバーで便利で、コピーした一覧はLinuxで/24ブロックをバインドする方法のスクリプトにそのまま貼り付けられます。IPv6サブネットがある場合もここに表示されます。

トラフィックグラフ

下部のTraffic(トラフィック)タブには、今期の使用量と帯域グラフが表示されます。期間は1時間から全履歴まで選択できます。青が受信、ティール(青緑)が送信で、破線はそれぞれの方向の95パーセンタイル、オレンジの線は合算した95パーセンタイルを示します。グラフ下の表には、方向ごとの最新値・平均値・最大値が表示されます。95パーセンタイルの意味については95パーセンタイル課金の仕組みをご覧ください。

よくある質問

ボタンを押すとエラーが表示される

ステータスの更新アイコンをクリックし、1分ほど待ってから再試行してください。それでも失敗する場合は、サーバーIP、使用したボタン、表示されたメッセージを添えてチケットを作成してください。

VNCウィンドウが真っ白、または開かない

imidc.comのポップアップを許可してから再試行してください。コンソールのリンクは短時間しか有効でないため、ブックマークせず、毎回パネルから開いてください。

サーバーにログインした人を確認できますか?

パネルはハードウェアを制御するもので、ログインはOS内で行われます。SSHとパネルのログイン監査とTelegram通知をご覧ください。

上記の手順で解決しない場合は、サポートチケットを作成してください。IMIDCの24時間365日対応の技術チームがサポートします。サーバーIP、クリックした操作、パネルのスクリーンショットを添えていただくと、より迅速に原因を特定できます。

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