ご注文前によくいただく質問が「VPS と専用サーバーはどちらを選ぶべきか」「ホストノード(親機)はいつ必要か」です。本記事では三つの違いと、用途別の CPU・メモリ・ディスク・帯域・IP 数の目安を解説します。IMIDC の香港・台湾・日本・韓国・米国・ロシア・南アフリカなどのサーバー選びにご活用ください。
VPS は 1 台の物理サーバーを仮想化して切り出した独立環境で、すぐに使え、コストを抑えられます。専用サーバーは物理マシンを丸ごと専有するため、CPU やディスク I/O が他の利用者の影響を受けません。ホストノードは仮想化向けの専用サーバーで、大容量メモリ(256〜512GB など)と複数ディスクを備え、Proxmox VE などで自分の VPS を作成・再販できます。
| 種類 | リソース | 向いている用途 |
|---|---|---|
| VPS | 物理機を共有、OS は独立 | ブログ、企業サイト、検証環境、中継 |
| 専用サーバー | マシン全体を専有 | EC、データベース、サイトクラスター、ゲーム |
| ホストノード | 専有+大容量メモリ・多ディスク | プライベートクラウド、VPS 再販 |
移行の場合は、旧サーバーの実際の負荷を確認し、30〜50% の余裕を持たせましょう。
# CPU コア数、メモリ、ディスク使用量
nproc
free -h
df -h
# 負荷と I/O の確認(sysstat をインストール)
apt install -y sysstat # Debian/Ubuntu
yum install -y sysstat # CentOS/Rocky/AlmaLinux
iostat -x 5 3
# 日別トラフィック(vnstat が必要)
vnstat -d
目安として、データベースとキャッシュがスワップを使わない程度のメモリを確保し、ディスクは SSD/NVMe を選ぶと動的サイトが速くなります。帯域は平均ではなくピーク時の同時アクセスで考えます。
通常のサイトは IP 1 つで足ります。サイトクラスターで各サイトに独立 IP を割り当てる場合、メール送信 IP を分散する場合、再販 VPS ごとにグローバル IP が必要な場合、自社 ASN で BGP 広報する場合は、追加 IP や /24(256 アドレス)を検討してください。IMIDC では IP・ASN のレンタルも提供しています。
別製品のため、新しいサーバーを用意してデータを移行する形になります。成長が見込まれる場合は最初から余裕を持った構成をおすすめします。
どちらも専有の物理マシンです。ホストノードは仮想化向けに大容量メモリ・多ディスク・多 IP を重視した構成です。「PVE のインストール」「PVE 仮想マシンへの IP 割り当て」もご覧ください。
少数なら複数 IP の VPS でも可能ですが、数十〜数百の IP が必要なら /24 付き専用サーバーの方が安定し管理も容易です。
それでも判断が難しい場合は、サポートチケットから IMIDC の 24 時間 365 日サポートへお気軽にご相談ください。