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ネットワーク・IP

動画配信のアクセス可否テスト:Netflix・Disney+・YouTube Premium・TikTok の確認方法

6 ステップ 7 分で読めます 32 回閲覧 0
目次

海外サーバーを契約したあと、「Netflix・Disney+・YouTube Premium・TikTok が使えるか」を確認したい方は多いでしょう。本記事では ストリーミングのアクセス可否テスト として、curl で各サイトの地域応答を手動で確認する方法と、オープンソースの RegionRestrictionCheck スクリプトを使う方法を紹介し、IPv4 と IPv6 の違いやブロック時の対応も解説します。Debian/Ubuntu、CentOS/Rocky/AlmaLinux 対応です。

ステップ1:送信元 IP と国を確認する

動画配信サービスは、まずアクセス元 IP の国で提供可否を判断します。サーバーの送信元 IP がどの国と判定されているか確認しましょう。

# curl のインストール
apt install -y curl         # Debian/Ubuntu
yum install -y curl         # CentOS/Rocky/AlmaLinux

# 送信元 IP と国を確認(IPv4 / IPv6 を個別に)
curl -4 -s ipinfo.io
curl -6 -s ipinfo.io
IP の品質に関係なく、地域によっては提供されていないサービスがあります。香港では TikTok が正式提供されておらず、ロシアでは Netflix・TikTok が利用できません。

ステップ2:curl で各サービスの地域応答を確認

以下のコマンドは各サイトのステータスコード・リダイレクト先・地域フィールドを読み取るだけです。サイト構成は変わることがあるため、目安としてご利用ください。

# Netflix:ライセンス作品のページ(70143836)のステータスコード
curl -4 -s -o /dev/null -w "%{http_code}\n" https://www.netflix.com/title/70143836

# YouTube Premium:判定された地域と「利用不可」表示の有無
curl -4 -s -H "Accept-Language: en" https://www.youtube.com/premium | grep -oE '"INNERTUBE_CONTEXT_GL" *: *"[A-Z]+"' | head -1
curl -4 -s -H "Accept-Language: en" https://www.youtube.com/premium | grep -c "Premium is not available in your country"

# Disney+:トップページのリダイレクト先
curl -4 -s -o /dev/null -w "%{http_code} %{redirect_url}\n" https://www.disneyplus.com/

# TikTok:ページ内の地域コード
curl -4 -s -A "Mozilla/5.0" https://www.tiktok.com/ | grep -oE '"region":"[A-Z]+"' | head -1

見方:Netflix は 200 ならその地域で視聴可能、404 は現地のカタログにない、403 はプロキシ判定の可能性があります。YouTube の地域コードは Premium が判定した国です。Disney+ のリダイレクト先に unavailable が含まれる場合は非対応地域です。-4 を -6 に変えると IPv6 をテストできます。

ステップ3:RegionRestrictionCheck スクリプトで一括チェック

RegionRestrictionCheck はコミュニティが管理するサードパーティのオープンソーススクリプトで、数十の動画配信サービスを一度にチェックできます。root で実行するため、ダウンロードして内容を確認してから実行することをおすすめします。

# 方法1:ダウンロードして内容を確認してから実行(推奨)
curl -L -s check.unlock.media -o check.sh
less check.sh
bash check.sh

# 方法2:直接実行
bash <(curl -L -s check.unlock.media)

# IPv4 のみ / IPv6 のみテスト
bash check.sh -M 4
bash check.sh -M 6

このスクリプトは IMIDC の提供物ではなく、内容は随時更新されます。ご自身の判断でご利用ください。

ステップ4:テスト結果の読み方

  • Yes(地域コード付きが多い):利用可能。括弧内はサービスが判定した国です。
  • Originals Only(Netflix):Netflix オリジナル作品のみ視聴可能。
  • No:その地域で未提供、または IP がプロキシ/データセンターとして拒否されています。
  • Failed / Network Connection:通信失敗。時間をおいて再試行し、DNS やファイアウォールを確認します。

ステップ5:IPv4 と IPv6 の結果を区別する

IPv4 と IPv6 は別のアドレスなので、「IPv4 は可、IPv6 は不可」ということもあります。OS は IPv6 を優先することが多く、ブラウザでは失敗する原因になります。IPv4 が正常なら IPv4 を優先する設定にしましょう。

# IPv4 を優先して外部接続する(Debian/Ubuntu/CentOS/Rocky/AlmaLinux 共通)
echo "precedence ::ffff:0:0/96 100" >> /etc/gai.conf

# 確認:既定の送信元が IPv4 になる
curl -s ipinfo.io/ip

ステップ6:ブロックされていた場合の対処

まず DNS の確認、グローバルプロキシの無効化、時間を変えての再テストなどで手元の原因を除外します。IP 自体が制限されている場合は、チケットで別のネイティブ IP や住宅 IP への変更をご相談ください(IP の変更・追加は有料サービスです)。特定サービスの利用が必須の場合は、ご注文前にサポートへ構成の確認やテストをご相談ください。「ネイティブ IP の確認方法」もあわせてご覧ください。

よくある質問

スクリプトは Yes なのにブラウザで開けません。

ブラウザやアプリが実際に使っているアドレス(IPv4/IPv6)を確認し、キャッシュと Cookie を削除して再試行してください。アカウントの登録国や支払い地域を確認するサービスもあります。

以前は使えたのに今日は使えません。

各プラットフォームは IP データベースやリスク判定を常に更新しているため、結果は変化します。定期的にテストし、通常どおりの使い方を心がけてください。

Windows サーバーではどう確認しますか?

サーバー上のブラウザで各サイトを開くか、PowerShell で curl.exe を使って同様のコマンドを実行します。

解決しない場合は、テスト結果のスクリーンショットとサーバー IP を添えてサポートチケットから IMIDC の 24 時間 365 日サポートへご連絡ください。

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