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aaPanelは中国で広く使われているサーバー管理パネル「宝塔(BT Panel)」の国際版です。シンプルな画面で、登録に電話番号も不要なため、海外VPSでのサイト構築に最適です。本記事では、OSをインストールしたばかりのLinuxクラウドサーバーを例に、パネルの導入からHTTPS対応のWordPressサイト公開までを一つずつ解説します。初心者でも30分ほどで完了できます。
香港や日本などのサーバーはICP届出(中国の備案)が不要なので、ドメインをすぐに向けて利用できます。中国本土のユーザー向けサイトなら、CN2回線を備えたデータセンターを優先して選ぶとよいでしょう。
まずシステムのパッケージを更新します。
apt update && apt upgrade -y
続いて、aaPanel公式のインストールスクリプトを実行します(以下は7.x系で使えるコマンドです。インストール前にaapanel.com公式サイトで最新のスクリプトを確認してください)。
URL=https://www.aapanel.com/script/install_7.0_en.sh && if [ -f /usr/bin/curl ];then curl -ksSO "$URL" ;else wget --no-check-certificate -O install_7.0_en.sh "$URL";fi;bash install_7.0_en.sh aapanel
確認を求められたら y を入力し、数分待ちます。完了するとターミナルに パネルのURL、ユーザー名、パスワード が表示されるので、すぐにコピーして保存してください。パネル情報の確認や管理メニューの表示は、いつでも次のコマンドで行えます。
bt default
bt
サーバーでufwファイアウォールを有効にしている場合は、パネルのポート(ターミナルに表示された実際のポート番号)とWeb用ポートを開放します。
ufw allow 80/tcp
ufw allow 443/tcp
ufw allow <panel-port>/tcp
ブラウザで https://server-IP:panel-port/security-entrance を開きます。初期状態では自己署名証明書が使われているため、ブラウザに警告が表示されますが、そのままアクセスを続行して問題ありません。
初回ログイン後、おすすめソフトウェアのインストール画面が表示されます。
インストール後は「App Store」からPHP 8.3の設定を開き、fileinfo、imagemagick、opcache などの拡張機能を追加しておくと、WordPressの互換性とパフォーマンスが向上します。
@ と www の両方をサーバーIPに向ける Aレコード を2つ追加します。example.com
www.example.com/www/wwwroot/example.com になります。DNSが反映されたかどうかは、手元のPCで次のコマンドを実行して確認できます。
dig +short example.com
方法A:ワンクリックデプロイ。 パネルのWebsiteページにある「One-click deployment」でWordPressを選び、画面の指示に従って進めます。
方法B:手動インストール(常に最新版を使いたい方向け):
cd /www/wwwroot/example.com
rm -f index.html
wget https://wordpress.org/latest.tar.gz
tar -xzf latest.tar.gz --strip-components=1
rm -f latest.tar.gz
chown -R www:www /www/wwwroot/example.com
次に、サイト設定の「URL rewrite」で wordpress のリライトルールを選んで保存します。ブラウザでドメインにアクセスし、セットアップウィザードに従って、手順4で生成されたデータベース情報、サイトタイトル、管理者アカウントを入力すればインストール完了です。
https:// で始まっていることを確認します。admin を使わず、本体・テーマ・プラグインを定期的に更新するまず bt default を実行してポート番号とセキュリティエントランスを確認し、OSのファイアウォールでそのポートが開放されているかをチェックします。クラウドサーバーに別途セキュリティグループがある場合は、そちらでもポートを開放してください。
多くの場合、DNSがまだ反映されていないか、ドメインがCDN経由のプロキシになっていて認証ファイルにアクセスできないことが原因です。DNSの反映を待ち、CDNプロキシを一時的にオフにしてから再申請してください。
小規模なブログならおおむね足ります。ただし、メモリ不足によるデータベースのクラッシュを防ぐため、パネルで1〜2GBのスワップを追加し、MySQL 8.0の代わりにMariaDBを選ぶことをおすすめします。
PHP 8.3の設定で構成ファイルを編集し、upload_max_filesize と post_max_size を大きくします。あわせて、サイトのNginx設定で client_max_body_size が十分な値になっているか確認してください。
aaPanelを使えば、WordPressの構築は「パネルのインストール」「LNMPの導入」「サイトの作成」「証明書の取得」の4ステップで完了します。環境を手作業でコンパイルする手間が省け、その後の運用も楽になります。IMIDCの香港・日本・シンガポールなどのクラウドサーバーはICP届出なしですぐにサイト構築に使え、中国本土からのアクセス向けにはCN2最適化回線も選べます。既存サイトがある場合は、無料の移行サポートも申し込めます。構築中に問題が発生した際は、クライアントエリアからチケットを送信してください。24時間365日の技術サポートが対応します。