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中国向けにサイトを作る人なら、ほぼ誰もがこの段階に行き着きます。新しいプロジェクトをすぐ公開したいのに、ICP届出を待つ時間はない。ターゲットユーザーの大半は中国本土にいるので、米国に置くと遅すぎる。そこで「香港サーバー」と検索するわけです。
その後の展開もおなじみです。日中のスピードテストは良好なのに、夜8時(中国時間)を過ぎるとページが読み込み中のまま。帯域を増やそうとしても、見積もりを見て思いとどまる。本記事では CN2 GIA のルーティングの仕組みは繰り返しません(それについては香港 CN2 GIA サーバーは何が優れているのか?をご覧ください)。代わりにサイト運営者の視点から、香港サーバーがなぜこの価格なのか、どこで遅くなるのか、どう選ぶべきかを解説します。
香港にサーバーを置けば、サイトに中国本土の ICP 届出は必要ありません。ドメインを向ければすぐに公開できます。B2B の輸出サイト、新製品のテスト、短期間のキャンペーンページなどでは、書類提出から届出番号の取得までの待ち時間を省けます。
ただし、2点ははっきりさせておく必要があります。ICP届出が不要でもルールがないわけではなく、サイトは引き続き適用される法令を遵守しなければなりません。また、中国本土から速くアクセスできる保証もありません。それを決めるのはネットワーク経路であり、「香港」という言葉ではありません。
香港はアジアで最も重要なネットワークハブのひとつです。これは宣伝文句ではなく、裏付けとなる公開データがあります。
つまり、香港から東南アジア、日本、韓国、欧米への経路は豊富にあるということです。問題は、中国本土に入るのはまったく別の話だという点です。
多くの人がこう疑問に思います。香港には国際帯域がこれほど豊富なのに、なぜ香港サーバーは米国のサーバーより帯域が少なく、しかも高いのか。
答えは大きく3つの層に分かれます。
つまり、香港サーバーの「帯域が小さいのに高い」は、特定の事業者がケチっているからではなく、経路そのものが高価だからなのです。
知乎、V2EX、NodeSeek(中国で人気の技術系フォーラム)を見ると、香港サーバーに関する不満は驚くほど共通しています。
以下の表は、これらの不満とその原因を対応させたものです。
| よくある不満 | 根本的な原因 | CN2 GIA で改善できること | 引き続き注意すべき点 |
|---|---|---|---|
| 日中は速いが夜8時以降は遅い | 夜間ピーク時の通常 163 国際出口の混雑 | 戻りトラフィックが AS4809 プレミアムネットワークを通り、混雑した 163 バックボーン区間を回避 | 開通後に実測してから判断 |
| 帯域が数 Mbps しかなく画像の表示が遅い | 中国本土向け帯域の調達コストが高い | 同じ帯域でもパケットロスが少なく、帯域を使い切りやすい | 帯域は実際の用途に合わせて選択 |
| 中国聯通・中国移動のユーザーで時々遅い | CN2 GIA は中国電信のネットワークで、キャリアをまたぐ通信は相互接続を経由 | 最も改善効果が大きいのは中国電信のユーザー | 中国聯通・中国移動の効果は相互接続次第のため実測を推奨 |
| CN2 と表示されているのに迂回する | CN2 GT が混在している、または戻り経路が GIA ではない | traceroute で 59.43 のホップを確認 | 202.97 のホップを通らないものだけが純粋な GIA |
IMIDC の香港データセンターは、中国電信のプレミアムネットワーク AS4809 を経由して中国本土に直結する CN2 GIA を採用しています。「3キャリアすべてに直結」と誇張するつもりはありません。最も直接的に恩恵を受けるのは中国電信のユーザーであり、中国聯通・中国移動のユーザーの体験はキャリア間の相互接続に左右されます。サーバー開通後は、mtr や BestTrace でご自身で戻り経路をテストしてください。方法はサーバー回線テストのチュートリアルをご覧ください。
回線以外でも、サイト運営者が重視する基本をしっかり押さえています。
IMIDC は 2014 年から海外 IDC サービスを提供しており、5,000 社以上の顧客にサービスを提供し、9 つのデータセンターを運営、24 か国の IP を保有しています。また RIPE NCC、APNIC、ARIN、AFRINIC のメンバーです。
なお、当社の香港データセンターは中国本土への回線品質を重視しており、香港のネイティブIPは主軸にしていません。現地の利用者としてプラットフォームのアカウントを運用する必要がある場合は、台湾サーバーなどネイティブIPを提供する拠点をご検討ください。プラットフォームのルールはそれぞれ異なるため、各プラットフォームのポリシーを確認し、実測したうえでご判断ください。
サーバーが中国本土の外にあるため、サイトに ICP 届出は不要です。正常にアクセスできるかどうかはコンテンツが法令に適合しているかどうかによります。適法に運営されているサイトであれば、安心してご利用いただけます。
まず mtr で、戻り経路が通常の 163 バックボーン(202.97 で始まるホップ)を通っていないか確認してください。通っている場合、夜間ピーク時の混雑はよくあることで、戻りトラフィックが AS4809 を通る CN2 GIA 回線に切り替えると通常は安定します。静的ファイルを CDN 経由で配信するのも有効です。
CN2 GIA で最も目に見える改善があるのは中国電信のユーザーです。中国移動・中国聯通のユーザーについてはキャリア間の相互接続の品質次第なので、サーバー開通後に中国電信・中国聯通・中国移動それぞれからテストしてください。
主な理由は、中国本土向けの帯域をキャリアから購入する必要があり、プレミアムネットワークはさらにコストが高いためです。静的コンテンツを CDN にオフロードし、限られた帯域を動的リクエストに回すことができます。
IMIDC 香港 CN2 GIA が、ユーザーのいる地域で夜8時にどの程度のパフォーマンスを出すか知りたいですか? IMIDC 公式サイトにアクセスし、サポートチームへのチャットまたはチケットで、香港のクラウドサーバーや専用サーバーの構成についてお問い合わせください。既存サイトは無料で移行できます。